男の会話ってな、
だいたいどこかでこの話になるやん。
巨乳派か。
貧乳派か。
小学生レベルのテーマやのに、
なぜか大人になっても
普通に議論されてる。
ほんま不思議やん。
しかも男って、
この話になると
ちょっと真剣な顔する。
政治の話より
真剣なやつもおる。
「俺は巨乳派やな。」
「いや、貧乳の方がええ。」
「いやいや、ほどほどやろ。」
もうな、
何の会議やねん。
でもな。
この議論って、
よく見るとちょっと面白い。
男が「巨乳好き」って言うとき。
だいたい理由こうやん。
「なんか良いやん。」
「安心感ある。」
「男のロマン。」
全部ふわふわやん。
ロマンって何やねん。
月か。
一方で
貧乳派の男もおる。
で、こっちはだいたいこう言う。
「バランス。」
「スタイル。」
「雰囲気。」
いや、
急に評論家なるやん。
なんなんその
ファッション雑誌みたいな語り口。
ほんで一番おもろいのがな。
巨乳派も
貧乳派も
実際に好きになる相手では
だいたい崩れるやん。
「俺、巨乳好きやねん。」
って言ってた男が
普通に小柄な子にベタ惚れしてたりする。
逆もある。
貧乳派って言ってた男が
普通にグラマーな子と付き合ってる。
つまりな。
この議論。
だいたい机上の空論。
ほんまの恋愛って、
そんな単純なパーツで決まらんやん。
顔。
声。
雰囲気。
性格。
距離感。
タイミング。
いろんなものが混ざって
「なんか好き」が出来る。
それを
巨乳か貧乳かで
整理しようとしてる時点で
ちょっと無理あるやん。
でも男ってな。
そういう
分かりやすい分類
めちゃくちゃ好きやねん。
ラーメンでもそうやん。
醤油派
味噌派
豚骨派
いや、
美味かったら
だいたい何でも食うやろ。
恋愛も
だいたいそれやん。
ほんでな。
この議論の
一番おもしろいところ。
巨乳派と貧乳派が
戦ってるとき。
だいたい
本人は選ばれる側じゃない。
ただの観客やん。
ここ、
ちょっと残酷やけど。
恋愛ってな、
「好み」より先に
好かれるかどうかやったりする。
どっち派か語ってる男が
全然モテてないこともあるし、
何も語らん男が
普通に彼女おることもある。
世の中って
わりとそういうもんやん。
だからこの議論。
本気でやると
ちょっとズレてくる。
でも男同士の会話としては
ちょうどええねん。
深くない。
傷つかない。
ちょっと盛り上がる。
平和なテーマやん。
巨乳か。
貧乳か。
どっちがええかって?
まぁでもな。
男がほんまに好きになるとき。
だいたいこうなる。
「もうどっちでもええ。」
恋愛って
だいたいそうやん。
—— ここから先は、少しだけ深くなります。 ——
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